日東化成を知る

働く人たちを知る

理解度:210%

2023

PROJECT STORY 03

理解度:210%

2023

PROJECT STORY 03

【塩化ビニル樹脂用安定剤】高い透明性を実現し、半導体製造を支える大型案件を受注せよ

出演: 安定剤事業部 営業部 M.Tさん(2019年入社)

ジャンル: 採用情報,日東化成で働く人たち,塩化ビニル樹脂用安定剤

このページは: 船底防汚事業,日東プロジェクトストーリー

Chapter01

得意領域の大型コンペ必ず受注したい

私は、もともと塗料メーカーで営業をしていました。「出る杭は歓迎する」という日東化成の社風に共感し、転職を決意。2019年から安定剤事業部に所属し、営業を担当しています。今、世界的に半導体不足が叫ばれており、半導体メーカーは設備投資意欲を高めています。そんな中で、半導体洗浄装置向けの高透明プレートを製造しているお客様から、塩化ビニル樹脂用安定剤の大きなコンペの連絡がありました。古くから付き合いがあるお客様であり、求められる安定剤性能も日東化成の得意領域であったため、必ず受注したいと考えていました。

Chapter02

自ら宿題をもらい確度の高い提案を

コンペでは、常にリードすることが求められます。特に大切にしていたのが、宿題をもらうことです。面談の際には、先方のお困り事や改善したい点に耳を傾け、「この調査をします」と日東化成が“やること”を持ち帰っていました。次に会うキッカケにもなりますし、その結果、案件が進むとお客様からの信頼にもつながります。
私たちは原料メーカーですが、お客様の製品に関するノウハウを持っているため、お客様目線での評価をすることも可能です。自社で評価を実施し、確度の高い提案を行ったことで、いち早くお客様の製造装置を使った実機テストに進むことができました。しかし実機テストの結果は、まさかの不合格。当社で原因を調べようとしても、お客様とまったく同じ製造環境ではないため、原因の究明は困難でした。

Chapter03

改善策が評価され受注につながった

私にできることはなんだろう、自分自身に問い続けました。そして私は、過去の類似案件のテストデータなどを整理し、解決の糸口を探すことにしました。たくさんのデータをもとに技術部隊と何度も議論を重ねたことで、納得のゆく改善策をお客様に提示することができました。結局、それがお客様の気付きを呼び起こし、問題の解消につながったのです。お客様のほっとした表情を見た時には、胸が熱くなりました。最終的に、本プロジェクトの受注も達成し、大きなよろこびと誇りを感じることができました。
日東化成は、安定剤以外の事業も数多く手がけており、挑戦する風土が根付いています。これからも出る杭であり続けてゆきたい。そんな想いで、今日も、活動の幅を広げています。

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